オリンピック、終わってしまいましたね。
アスリート達の肉体と精神の強さに只尊敬をするばかりの3週間でした。
どの競技でも誰一人として「フニャフニャ」の体の方はいません。新体操の選手達の筋肉も強くてしなやか。体操選手の肩甲骨の安定、特に男子体操の鉄棒や床での倒立姿勢などに見とれてしまいました。
この間、講習会を受けてきた際、先生はやはりプロフェッショナルダンサー相手に仕事をしているのでどれだけ体を痛めつけないようにケアをしていくかという話になったのですが、バレエダンサーで15歳くらいになると、腰痛持ちになる子供達が増えるそうです。椎骨の中で一番動きやすく、脚をあげたり上体をそらせる動きがバレエにはたくさんあるため、特に柔らかい子供が腰痛持ちになるそう。普通に考えると、硬い子がたくさん脚をあげようとして痛めるのかなと思ってました。曲がらないものは曲がらない、だから周りの筋肉を使って少しでも背中をしなやかに使おうとする訓練は、柔軟性が高い子より低い子供のほうがやりやすいそうです。
新体操選手の腰椎の柔らかさや股関節の可動域の広さは、バレエダンサーとの比較にはならないほどです。もちろんバレエほどポジジョンにはうるさくないのでしょうし細かいルールが少ないのかと思いますが、どうなったらあんなに柔らかくなるんでしょう。解剖学の視点で見ると、かなり体に悪いことをしている感じです。でもしかも腕をしっかり伸ばすだとか手具を扱いながらだとか、体育的な要素も加わるなんて訓練が必要なのでしょうね。
解剖学の先生いわく「体操競技類は競技する時間が短いから、若いうちに関節を思いっきり使ってもいいのよ。せいぜい活躍するのは10代だしね。そのあとは体が硬くなったり痛くなったりで自然に引退するのよ」とのこと。先生、やっぱりプロ相手に仕事しているだけあって考え方は結構ドライ・・・。でもバレエの世界と一緒でアスリート達が引退しても通常の生活が送れるように、体のケアについてかなり研究が進んでいるようです。これからはオーバーサーティーの新体操選手が出てくる時代も来るかもしれませんね。
夢の3週間が終わり、早速今日は日本のGDPについてのニュースが流れていました。一気に現実に引き戻されましたが、毎日楽しく過ごしたいものですね。