2015年6月4日木曜日

20年前に彼女を知って・・・

ABTの看板ダンサーであるパロマ・へレーラさんが今年引退することになり、寂しくて寂しくて仕方がありません。

彼女を知ったのは20年前の5月、ジョージア州とニューヨーク市へ初めての海外旅行に行きった時のことです。

当時通っていたバレエ教室一行でジョージア州のゲインズビル市にある大学での野外コンサートに参加するために行きました。

その帰り、私達より5〜10歳年上のお姉さんたちの強い要望でNYへと向かうこととなりました。当時の私といえば海外旅行には全く興味がなく、NYの何がそんなに良いのだろうか?という思いでイヤイヤ参加したのを覚えています。

ABTのロミオとジュリエットを観ましたが、メトロポリタンオペラハウスで行われる公演には必ず、「playbill」という冊子が配られます。その表紙となっていたのが、Paloma Herreraでした。

彼女はほぼ私と同学年。ドン・キホーテの1幕のバリエーションにあるアチチュードでのシソンヌの写真でしたが「同じ歳でプリンシパルなんてすごいな」と感じたのを覚えています。爪先、指先、全て完璧でした。

実際にアメリカに住んで、彼女を見かけた時の身体の小ささ、特に恵まれた体型ではないということに驚くとともに皆から親しまれる素晴らしいバレリーナであったのは20年間、プリンシパルという立場で真摯にバレエと向き合ってきた努力からなのかなと思います。



今年は、私と同世代のスターダンサーが次々と引退していきます。オペラ座のオーレリー・デュポンさんも一線から退きます。さみしくて悲しいです。