外出がままならず、気分もふさぎこんでいたここ何日間。都心から離れたところに住んでいる私は、
都心で友人と会う際には、1時間電車に乗らなければいけないので、3,4月は地震におびえ、夏は節電ダイヤで便利な電車はすべてカット、そしてここ何日かの台風といった交通の乱れに割と振り回され、都内へのお出かけをめんどくさく思ってしまう。
確かに多摩ニュータウンは緑が豊かでいいところなんだけど、ふさぎこんだ心をリラックスさせるにはやはり、違う環境が大事。この間は山に行ったけど、こんな天気では山っていうより別の場所。この間友達と「美術館に行こう」と話していたが、台風のためボツにした。大雨で電車止まって、イライラしながら帰るのはいやだし。
昨日、テレビでABTの「加治屋百合子さん」を観て「凛としていて若いのにステキだな。」とヘンな刺激を受け、「これは美しいものを目にしなくては!!」と思い、一度アートを感じたいと思ったら「あー、美術館行きたいなー」とひたすら思い、お気に入りの「国立新美術館」へ。
「ワシントン・ナショナル・ギャラリー」が今の企画展で、アメリカにいるとき、ワシントンDCに行ったので、多分全部見た事がある絵なんだろうけど、全然覚えていない。初めて長距離バスに乗り、バスからの眺めが「なんだか、一人で歩くのが怖いなぁ」というのが第一印象。外に出てみれば寒くて、ニューヨークと違って道が広くて、1ブロックも長くて「こんなところ、夜は怖くて歩けない」とかなり不安を感じながらだだっ広い美術館に入ったので、絵のことはほとんど覚えていない。
おまけにDCの美術館はほとんど無料だったので、がめつい私はいろいろな美術館をはしごし、印象に残っているものといえば「オズの魔法使い」に出てくる「赤い靴」や「リンカーンの帽子」などしかない。
なので、今日は集中して楽しむことができた。たくさんの印象派の絵や日本の浮世絵の影響を強く受けたであろう版画など。このメアリー・カサットという人の版画は本当に印象的で、「芸術オンチ」の私が今日一番印象に残ったものだったけど、インターネットで調べると有名な画家で有名な作品だったみたい。次回のこの場所での企画展にはこれまた私のお気に入りの「エドワード・ホッパー」の絵がやってくるらしい。
そして、鑑賞し終わった頃には、「入館待ち」の列ができていた。
その後は、館内のミュージアムショップへ寄り、その脚で青山霊園を通り南青山の骨董品や高級ブティックなどが点在する小さい路を晴れやかな気持ちで通りぬけ、明治神宮前駅へ。その途中にも、5年くらいずっと行っていなかった「ビーズ屋さん」があり、1時間ほどSTAY。「買ったほうが安かろうに」と言われるかもしれないけれど、ブレスレットを作るためにかわいいビーズを厳選し、岐路に着く。
住宅地だけに留まっていてはなかなか楽しめないひと時を満喫することが出来ました。