2018年6月1日金曜日

バレエが私にもたらしてくれたもの

バレエって本当に素晴らしくて、練習しても観ても、微力ながら教えている最中でさえ感動することがある。舞台に立つ機会がなくなってしまった今でさえ、心が震える瞬間がたくさんある。

もちろん、不甲斐ない気持ちになることもたくさん。

まさか、35年以上も続けることになろうとは思ってもみなかった。


20歳の頃、通っていたバレエ教室の中学生以上、総勢30名ほどで10日間アメリカに行って学園祭で踊ったり、弾丸でニューヨークまでバレエを見に行ってきた。それまで、私は海外旅行への興味は皆無。外国は遠い場所で一生縁のない所と思っていた。このツアーに参加することさえ「お金かかるし、なんか贅沢しているみたいで嫌だな」と思った。あまりに急な話で、親にお願いしてお金も出してもらった。
実際、NYは薄暗くて、サンドイッチ屋さんは変な匂いがして、コンクリートジャングルで汚くて全く好きになれなかった。
でも、この初海外がずいぶん私の方向性を変えたと思う。それまでは、バレエさえ練習できれば他に何もいらないと思ってたけど、「海外旅行にもっと行きたいな。バレエ以外の楽しみも余裕を持って味わってみたいな」と考え方が変わった。

念願かなって、バレエは楽しく練習、普段は会社勤めをしてボーナスで海外旅行という生活をその後、8年ほど続けた。英語は上達しないけれど(練習しなかった)、海外へのあこがれは年々増し、住むことにもなり、日本でも外国でも付き合う人達の幅も広がり、日本に帰ってきてからは、結局バレエやピラティスにどっぷり浸かる生活に。
そして、人生の大先輩達にバレエを教えていて、時に元バレリーナまで習いに来る。戦後間もなくバレエを習っていた方も中にはいて、恐れ多いこと。おまけに、目立つことが大嫌いだった私が、大勢の前で声を張り上げて教えている・・・。面白いこともあるなとつくづく思う。

今後もずーっと真摯に向き合って行きたいなとつくづく思うココ最近の私です。