何年ぶりかの生バレエ。
このコロナウイルス騒ぎの中、強行でバレエを見に行ってきた。元気なのにキャンセルするなんてなんだかバカバカしくなってきて。持ち前の天の邪鬼を発揮し、世の中の流れとは逆向したくなり意地でも行きたくなってしまった。
行ってよかった。。。つくづく、ダンサーの人たちというのは人に喜びを与える天才と思う。
小学校5年生の時に、パリオペラ座バレエ学校の公演を母や妹、そして群馬で一緒にバレエを習ってきたお友達と観た。同じ年代の子たちが、しなるような脚で、ただ歩くというデフィレ。なんで、そんな歩き方になるのだろうと衝撃を受けた。そして、自分の足の普通さに嘆いた。
その何年か後、森下洋子さんの白鳥の湖を観に行ったときは、第二幕のアダジオ後半のバッチュの細かさに心震えた。まるで白鳥が毛づくろいをしているよう。今回は、技術的な心震える場面はジゼルの第二幕の後ろ向きのパドブレやオニール八菜さんの冷たいミルタ、美しい王子様の美しい跳躍。そしてパリオペラ座だからなし得る絵から飛び出てきたような美しいロマンチックバレエのエポールマンや美しい色彩感覚とデザインの衣装、それがよく似合うダンサーたち。普通だと退屈な1幕が見事な演出と足さばきでお遊戯バレエとは全然違うものだった。
「感想聞かせて」って言われるけど、言葉で表せるものではないなーと思う。バレエ自体に言葉がないんだものね。うんちくとかそういうのはいらなくて感じるものなのよ。
見てもらわないとわからない。それくらい、別次元の美しいもの・・・と今日また改めて感動をもらってきた。