私が会員登録をしている映画館では、よくドキュメンタリー映画を上映する。
そこに行くようになったきっかけは、昔いた会社全体でひょんなことから「山古志村(新潟中越地震でテレビによく出てきた)」についての映画をボランティアで上映したことからだった。静かなドキュメンタリー映画だったけど、素朴で温かい、そして気持ちが明るくなるすばらしい映画だった。
5年たった頃、ふとその映画を「もう一度みたい」と思いながら、ネットサーフィンしていたらその続編映画(地震が起こった後の5年間を記録にした映画)を新百合ヶ丘のミニシアターでやるというではないか。ということで、毎回映画をお得に見られるということで、そこの会員になり時々通うようになった。
教科書で習っていない戦中戦後の日本の歴史、私たちが知らない地方での生活、そんなことをその映画館で上映する映画からかなり学んでいる。
そして、時間があるから週末にでも映画を見に行こうと思ったら、なんともタイムリーな映画が・・・
ミツバチの羽音と地球の回転 http://888earth.net/index.html
原発反対を掲げる島についてのドキュメンタリー映画だそう。
持続可能な地球に優しいエネルギーなんて、ムリだと思っていたけど、もう一度考えなくてはいけないのかな。原子力発電は、石油エネルギーも使わず、地球に優しいと思ってたけど事故を起こせば全然優しくない。それに頼っていた私たちの生活を振り返ったとき、愕然とする。
昔は、環境問題にかなり関心があったけど、環境に優しい=おしゃれ、ステータスの一種になっているような昨今の流れに嫌気がさし、せいぜいドリンクボトルを持つだとか節約につながることしか実行していなかった。
食物や生活用水まで汚染されるというのは、現代社会で考えられなかったと思う。空気が汚染されていてもいかにして、自分が汚染地域から逃れるかしか考えていなかった。水道水や食物はどこかの機関がきれいにして自分たちの目の前に用意してくれると自然に思っていたのだなと思う。日本は安全な水が飲めるのが当たり前の恵まれた国というのを頭ではわかっていたけれど、思い知らされたのは今回が初めて。この原発事故がきっかけで、「先進国だったのに、今では水を飲むのも不安」という事態に陥っている。健康に害はないといわれても、もっと大きな事故だったらと思うと平和ぼけしていた私たちはもっとひどいパニックになっていたと思う。
映画を観て、少しまた考えてみよう。どれくらい難しいことなのか、日常で何を気をつけなければいけないのか、私ができる小さなことはナンなのか。。。